浴衣の着方・着付け方

青華きもの学院が創設した浴衣インストラクター講座は近年、浴衣を楽しむ人が増えてきましたが、浴衣をきちんと着られる人がいないというニーズに合わせて、大好評でした。今回は、浴衣インストラクター講座の内容をご紹介します。

受講生紹介

篠宮奈津子さん

森田文子さん

斉藤真美子さん

斉藤真美子さん

浴衣の着方は、「くるぶし、指3本、のど」が三大キーワード。これさえ押さえれば、見違えて綺麗に見えます。

ポイント1

裾線をくるぶし辺りで決めるのがポイントです。くるぶしが隠れるぐらいが、綺麗に見えます。

篠宮奈津子完成

良い例

斉藤真美子完成

悪い例(くるぶしが見えてしまってます。)

ポイント2

背中心を確認したら、衣紋の抜き方は、指3本分が目安です。

着物の着方 着物の着方

衣紋の抜き方は、指3本分が目安です。

ポイント3

上前の襟を決める際は、耳の下で首に沿わせて、合わせ目を喉のくぼみを目安にします。

着物の着方 着物の着方

浴衣が着あがり、綺麗に直しています。

基本の帯結び

「帯の結び目は立てる」これが帯結びのポイント!
手先の分量を取り、右肩に帯を預けて、左の脇で帯幅をしっかり開き二巻きします。二巻きしたら、一締めします。帯を締める時は、手先を下げて、手が上、タレが下、交差で一結びしていきます。しっかり締めて、結び目を縦にするのがポイントです。

着物の着方

帯結びは、事前準備が大切です。

着物の着方 着物の着方 着物の着方

「帯の結び目は立てる」これが帯結びのポイント!

着物の着方 着物の着方 着物の着方

完成です。

今回、受講してみていかがでしたか?

斉藤さん「昨年の夏に、私はこの浴衣インストラクター講座を受講しました。ゆかたは滑らない素材なので、きものとは全然感覚が違うんですよね。特に背中心を合せるときに滑らないので、ゆかたは難しいです。ただ講座を受講して、くるぶしまでの見せ方も初めて知りましたし、2日間で帯結びのバリエーションを多く学べたので、得るものは大きかったですね。今年も花火大会で、自分でゆかたを着て楽しもうと思っています。」

森田さん「私は今年、是非浴衣インストラクター講座を受講したいと思っています。今までは、作り帯で簡単に着てしまってたので、一から自分で着れるようになりたいです。娘にもゆかたを着せてあげて、一緒に出掛けるのが今年の夏の目標ですね。」