花浅葱コース

花浅葱コース

花浅葱コースでは着物をきちんときれいに着るために一番大事な体の補整理論と長襦袢の半衿付けを学んでから着物の着方、現代着付けの名古屋帯を学びます。

授業回数 全10回
授業料:49,000円
入学金:11,000円
受験料:筆記・実技 合計:3,000円
認定料:11,000円

※教室維持費はございません。
※高校生、大学生は学生割引が適用となります。社会人学生は適用外です。

花浅葱コースで学ぶこと

花浅葱で学ぶことは、帯を結ぶまでの過程を繰り返し学ぶことにより、
身体で覚えることにあります。
ついつい、着物を着るとなると着物の着方や帯結びに関心が行きがちですが
着物を着るうえで一番重要なことは補整と長襦袢、建物で言えば基礎工事に
あたります。そして着付け初心者にとって最大の難関である帯結びは、
改良枕による現代帯結びを行うことによって着付けが格段に楽になります。

花浅葱のカリキュラムの一例

衿付けと衣紋抜きのつけ方

着物を着るうえで大事なことは長襦袢をきちんと着ること。
長襦袢を着ることができないと、いくら着物や帯を上手に着ることが
できても綺麗に見えず、着崩れして、着ている本人も不快感が出ます。
そのために重要なことは、長襦袢の衿付け、衣紋抜きのつけ方、補整の方法です。

長襦袢の衿付け

着付け初心者にとって一番厄介なのが、長襦袢の衿付け。
世の中に数多の衿が出回っていますが、青華はバイアス半衿という
衿をお勧めしています。正しい衿付けの方法で衿をきちんとつけることにより
着物の着姿が綺麗に見えるポイント「衿元」を整えます。

衣紋の抜き方

次に着付け初心者が悩むのが、衣紋の抜き方です。
長襦袢の衣紋をきちんと抜くのに、一番簡単な方法はじつは
衣紋抜きをつけること。市販の教科書では、載っていなかったり、
雑誌などを見ても衣紋抜きをついている状態で着付け方法
を説明していることが多いようです。
市販の長襦袢の状態では衣紋抜きをついていない状態であり、
こちらは自分でつけなければなりません。
ただ、つけ方を覚え、衣紋抜きの使い方を覚えるだけで
着付け初心者の難関である衣紋を抜くということが格段に
楽になるので覚えておくと便利です。

着付けと補整理論

着付け教室は、実質、戦後発展し、最初は補整をたくさんして
着物姿をきれいに見せることが大切でした。これは洋服でも同じことで
初期は補整をたくさんすることが良しとされていたのです。
しかし、近年は素材の進化、衣服への考え方が変わり、身体への
負担を減らす方向になってきました。
青華では着付け道具や補整を極力減らしながらも着崩れしにくく
身体に負担のない補整理論と着付け方法をお伝えしております。

着付け初心者には改良枕での帯結びがおすすめ

着付けの難関といえば帯結び。
青華の全6回講座でも帯結びは手結びとして体験していただいています。
本来着付けを学ぶのであれば、改良枕を使った現代帯結びが
手結びに比べて格段に便利で早いのですが、
改良枕をほとんどの方がお持ちでないため、体験コースでは手結びにしています。
改良枕での帯結びは、先に帯の形を作ってから、帯を結ぶため、
五十肩などで肩の上がらない方、短い帯で手結びが難しい帯、
そして手結びの最大の弱点である結ぶたびに帯を痛めてしまう。
ということをすべて解決した帯結びになります。

改良枕で帯結び