浴衣におすすめの帯結び
浴衣に結ぶおすすめの帯結びの紹介いたします。
■ 浴衣帯結びの代表「蝶結び」
浴衣帯結びの基本中の基本で、自分で結ぶだけでなく、人に結んであげる時にも困ったら、こちらの帯を結んであげるとよいでしょう。
こちらの帯結びは、帯の羽根を均等にとっていけばできるので、難易度は低く、初心者の方にお勧めです。
続けてお勧めなのが、こちら。
■ 青華きもの学院帯結び「羽衣」
通常、文庫結びとも呼ばれる帯結びで女性らしく帯の形をふんわり作るところが特徴です。
文庫結びは、浴衣だけでなく、振袖などにも出てくる、帯結びの基本3種の一つにもなります。
■ 青華きもの学院浴衣帯結び「天河(あまのかわ)」
片流しとも呼ばれる帯結びの一つで、帯結びとしては基本3種の立矢系になります。
■ 青華きもの学院浴衣帯結び「牽牛(けんぎゅう)」
貝の口とも呼ばれている帯結び3種のうち、お太鼓系になる帯結びの一つです。
男性の帯結びでは最も基本の形になります。
浴衣の帯結びも帯結び基本3種の「文庫系」「立矢系」「お太鼓系」の3種からなり(蝶結びは除く)こちらの基本3種を覚えておくと帯結びのバリエーションが無限に広がっていきます。
青華きもの学院、浴衣インストラクター講座では、自装、他装を含めて、この基本3種をきっちりと学んでいきます。
そのほかには、
■ 青華きもの学院帯結び「七夕」
お太鼓系帯結び。
■ 古典の帯結び「吉弥結び」
こちらは、江戸時代の女形 上村吉弥が考案して大流行した帯結びで、他の帯結びとは違い帯を結ぶ際、帯〆を使用します。
いかがでしたでしょうか?
浴衣の帯結びは、半幅帯を使用するため、帯結びに無限のパターンがあり、様々な表情を作り出すことが可能です。
青華きもの学院の帯結び 「羽衣」「天河」「牽牛」そして「蝶結び」の4種類さえマスターすれば、ありとあらゆる帯結びの応用が可能です。
それぞれ自分のイメージに合った浴衣帯結びを楽しんでみてください。
ここからは浴衣の帯結びに使用する帯の紹介です。
浴衣の帯結びに最も多いタイプの帯はこちら。
浴衣専用に作られた帯で、材質はポリエステルで長さがおよそ360cm、巾が約17cmのものになります。
こちらの帯は、リバーシブルで色もたくさんありますが、着物に結ぶことはなく、ほぼ浴衣の帯結びに使用します。
こちらが博多の半幅帯で、単衣半幅帯とも呼ばれています。
博多の半幅帯は、材質は絹100% 長さが約3m80cm、巾15.5cm着物にも浴衣にも使用できる用途が広く、博多織ならではの経糸がしっかりとしていて、帯の形も作りやすいので、お勧めです。
青華きもの学院の浴衣帯結びでは、博多単衣半幅帯でご紹介することが多いです。
こちらは、小袋帯と呼ばれる袋帯のように袋状になっとおり、二枚の生地の端を縫い合わせて作る帯です。
材質は絹やポリエステルなど様々。写真のように、表地と裏地が異なるものが多く、結び方によって、全然違う雰囲気のものになります。
用途は、着物や浴衣など、幅広く結んでいただくことが可能です。
いかがでしたでしょうか?浴衣帯、半幅帯、小袋帯と種類もたくさんですが、ご自分が着られる浴衣、着物に応じて帯も選び、帯結びを楽しんでくださいね。
また、浴衣の着方や帯結びを、きちんと学んでみたいという方は青華きもの学院 浴衣インストラクター講座がお勧めです。
皆様の受講をお待ちしております。