この記事は、
着付け教室はどんなカリキュラム?
カリキュラムを見極めるポイントを解説した記事になります。
たくさんある
着付け教室で数あるカリキュラム。
今日は、そのカリキュラムの
ポイントをわかりやすく解説していきます。
着付け教室のカリキュラムは大体、以下のようになっています。
お試しコース
初級コース
中級コース
上級コース
初級、中級、上級は
着付け教室に限らず、
スクール全般に見られる区分ですが
着付け教室によって、区分が違ってきます。
最近は、
オンラインでの
お試し受講も増えました。
1回でお試し受講をして、
次から初級コースにすすむ
タイプの着付け教室です。
お試しコースが、
6回の位置づけの着付け教室もあります。
全6回から12回
前後で構成されていることが多く、
長襦袢、浴衣、着物の着方、名古屋帯、袋帯の
基本的な手順を学んでいくカリキュラムになっています。
ほとんどの着付け教室
が初級コースでは一通りの概要を学ぶ
カリキュラムにしていると思います。
初級コースが着付け教室を
見極める一番のポイントです。
着付け教室に
通うのを続けるかどうか、
見極めるポイントとして初級コースでは、
以下のことに注意して下さい。
初級コース
だから、適当、簡単でいいと言っている着付け教室はおすすめしません。
初級コースでも
上級コースでも技術的な
難しさに段階があるだけで
そもそも適当、簡単もしくは、
指導が曖昧な場合は、おすすめしません。
確実にその着付け教室のレベルが低いか、
その着付け講師のレベルが低いかのどちらかです。
着付け教室は講師養成科、講師会などで着付けの指導方法は
徹底しているはずなので、そんなことはないと思いますが、
せっかく習う時間を無駄にしないためにも、上記のような教室は避けることを
おススメします。
補整に対して、明確な指導がない場合は着付け教室のはおすすめしません。
着付けを行う上で、
もっとも大事なのは、実は手順ではなく、体型の補整です。
補整は本当に難しく、
数々の器具や便利道具として、
いろんな方が長年、知恵を絞っているのが補整道具。
体型もそれぞれ、考え方もそれぞれ、なので
究極の正解は出ていませんが、着付け教室では補整の方法に
一つの解を出しているはずです。
授業の際、補整の方法が、あまりにも適当
だったり、曖昧な回答をする場合は、気を付けましょう。
補整は、独学では学びにくい部分でもあります。
中級コースは、
名古屋帯のカリキュラムに設定してあるところが多いです。
他装がある着付け教室では、
名古屋帯と袋帯の2カリキュラムが中級コースに設定してあるところが
多いようです。名古屋帯、袋帯のカリキュラムの一部に
銀座結びなどの変わり結びを入れてあるところもあります。
袋帯のカリキュラムに設定してあるところが多いです。
他装がある着付け教室は、
上級コースから他装になり、留袖の他装、から振袖の他装
のカリキュラムを経て、看板取得になります。
きちんとした着付け教室では、
上級コースから、七五三、卒業袴、男性着付、
後見結び、などあらゆる着付に対応していく
カリキュラムを組んでいますので
着付けに対してカリキュラムが多いほど、
着付け技術に関しては見識があるといえます。
カリキュラムを見極める2つのポイント
①初級コースがポイント。指導方法や、補整について、きちんと確かめましょう。
②着付けをキャリアにしたい人は、
他装コースが必ずあるところを受講しましょう。
他装コースがない着付け教室に通ってもキャリアには一切なりません。
今回は、
着付け教室のカリキュラムに
ついて説明しました。カリキュラムだけで
着付け教室のレベルを推し量るのは
難しいですが、お試し、初級コースの受講で
その着付け教室のレベルはわかりますので参考にしてください。