もうすぐ、お盆休み。感染拡大も気になるところですが、
旅行、温泉を楽しみにしている方も多いはず。
本日は、着付けの番外編として、温泉浴衣、旅館の浴衣、の
帯結びについて、正統派着付け教室、青華きもの学院が解説いたします。
青華きもの学院がお勧めする帯結びは「文庫結び」
かわいくまとまっていて、ちょっとほかの人がしてなさそうな帯結び。
今回はこちらの結び方を解説します。
浴衣の紐の中心を、体の中心にあて、後ろに回します。
後ろで交差させ、前に持ってきます。
左を上にして、ひと結びします。
結び目を立てて、緩まないようにします。
長い方の紐を、端から 約20cm位(紐幅の約3倍)を決め、
端からくるくると結び目(結び元)まで巻いてきます。
くるくる巻いてきたものを、短いほうの紐で、
結び目と胴に巻いた紐も一緒に全部巻きます。
もう一度同じように、全部一緒に巻きます。
残った紐を折り返して、胴に巻いた紐の中に、
見えないようにしまいます。
旅館の浴衣、温泉浴衣の文庫結びの完成です。
温泉浴衣を着られる際、ぜひむすんでみてください。
温泉浴衣は、普通の浴衣と違い、身八つ口とおはしょり
がないように作られています。補整などもありませんし、
紐や帯も普通の着物で使用するものより、短く作られています。
ですので、帯を結ぶ位置が非常に大事になってきます。
帯を結ぶ位置と、着物のNGである左前だけ気をつけてください。
ほんの少しの工夫で温泉浴衣の着方もきれいに見えますよ。
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