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着付教室が解説 振袖のふくら雀 古典と現代

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本日は、振袖帯結びの一番の王道「ふくら雀」の解説です。

ふくら雀は、寒い冬に全身の羽毛に空気を膨らませて、寒さをしのいでいる雀の様子で

「福良雀」とも書き、雀は厄をついばむものとされ、福や繁栄を願う縁起のいい帯結び

とされてきました。皇室では、振袖の帯結びによく「ふくら雀」が結ばれます。

振袖の帯結びの基本三種、お太鼓系、文庫系、立矢系のお太鼓系にあたる帯結びです。

こちらが古典の帯結び「ふくら雀」 青華きもの学院では真・行・草の「真」にあたります。

三重紐を使わない古典の帯結びで、両羽とお太鼓の部分が箱ひだで構成されているのが大きな特徴です。

振袖の帯結びとしては、最も正統かつ一番難易度が高い帯結びになります。

全体の後ろ姿

こちらは正面です。ふくら雀で帯結びを結んだ場合は、帯〆の結び方は「藤結び」

帯揚げが「いりく」になります。

現代の帯結び「ふくら雀」は、三重紐を使い、お太鼓のみに、はこひだを作ります。

きもの学院 振袖の帯結び ふくら雀6

全体の後ろ姿がこちら。

いかがでしたでしょうか?現代の成人式で帯結びでふくら雀を指定されることはきわめて、稀です。

ただ最も格式の高い振袖の帯結びですので、着付師を目指す方はぜひ習得していただきたい帯結びです。

今回は、真・行のふくら雀を解説いたしましたが、当然、草のふくら雀もございます。

もうすぐ9月に入り、青華きもの学院では成人式の着付けに向けて、

本格的な講習、練習に入る時期。体調に気を付けて、稽古に励んでいきましょう。

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