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補正ではなく補整です。

補正ではなく補整です。

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いただきありがとうございます。
本日は、「補正ではなく補整」についての記事です。

着物を着るうえで欠かせない体型の補整。

着物を着るうえで欠かせないことであり、
着物を着ることを難しいと感じさせるものでもあり
主義主張が様々なのが着物の補整です。

しかし、その前に、「着物の補正」ではなく、「補整」なんですね。

と記事を書いていながら、ホームページのどこかに補正と変換

されていないか、不安です。

普通に変換してしまうと補正が先に出てきてしまうため、ついつい補正

と書きたくなってしまいますが、着物の場合は、補整が正解です。

やる中身ややり方が大事。補正でも補整でもどちらでもいい。

着物はもっと自由でいい。と主張される方からは、反論されそうですが

用語の違いは、教える側としては絶対にいけないことだと思います。

着物の補整とは
こちらが補整の画像です。
着物は、体型を円筒形にもっていくことが理想形なので
身体の凹凸を減らしていくことを行っていきます。
これを、「着物の補整」といいます。
普段は、洋服に慣れているために、着物を着るのに
なぜ、補整をしなければならないかというと、
洋服は、基本的には体型に合わせて仕立てをするのに対し、
着物は、形が決まっていて、ある程度着物に体型を合わせていく。
という考え方なので、補整という行為が必要になってきます。
洋服と違い、着物は、自分のサイズから多少前後しても
補整と着付の技術で着物を着ることができるのが良いところです。
補正ではなく補整

身体を円筒形にもっていくことが正解。

と書きましたが

円筒形にもっていくための方法は、人それぞれです。

体型は、人それぞれ違いますから。

中には、補整がほとんど必要ない方もいます。

なので、補正(補って正しい)ではなく補整(補って整える)

が正解です。
極論が多い着物業界

絶対に補整が必要か、補整が必要ないか?

その人の体型や持ち物にもよります。

着付け道具は、大きく分けて、

着付けの動作を簡略していくもの。

その道具をすることで補整を兼ねるか、補整が楽になるもの。

上記二つをかけ合わせてあるもの。

の3種類の道具がありますが、どれを身に着けるかで補整へのアプローチも

違っていきます。

ただ着物業界は、
「何が何でも補整が必要。」

「補整なんて必要ない。江戸時代は補整なんかしていなかった。」

と極論が多い人が多いので注意が必要です。

何が何でも補整が必要なわけではありません。

 補整をしなければ、着崩れしやすく、きれいに見えにくい。

だけですが、それでもいいならそれは個人の選択です。

ただそれを「補整は必要ない。江戸時代は補整なんかしていなかった。」

と極論を主張するのは誤りだと思います。

江戸時代も人によっては補整をしていたと思いますし、

何が何でも補整をしていなかったことはないと思います。

形状や仕立て、帯に対する考え方も今の着物とは違いますしね。

 江戸時代の着物の着方=現代の着物の着方

をイコールで比べる設定自体に無理があると思います。

補整の方法はとても大事
補整が必要か、必要ではないか?
という議論はいったんおいておいて

着付において、補整という方法は極めて大事なことです。

着付教室ならそれぞれの考え方に基づく、

着付け道具を使用し

補整方法も確立しているはず。

青華きもの学院も当然、補整の方法を確立しています。

ただ習う側からすると着付けにおいて最も大事な補整の方法を確立していない。
(要はいい加減か、教える側がわかっていない。)ところで教わるのは、
時間もお金も無駄。下手をすると一番厄介な、下手な癖がついてしまう。

という最悪の事態を招いてしまうので注意が必要です。

長くなってしまいましたが、補正ではなく補整と覚えていただけましたら幸いです。

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